“戦国東都”優勝はどこに?23日に未消化2試合、ドラフト上位候補が総登場

[ 2018年10月22日 10:29 ]

東洋大・上茶谷
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 大混戦の東都大学野球は23日、最終週の亜大―東洋大2回戦(亜大1勝)駒大―国学院大3回戦(駒大1勝1分)の未消化2試合が行われる。

 現在勝ち点3の東洋大は亜大に連勝して勝ち点を挙げれば唯一勝ち点が4となり4連覇が決定する。だが亜大も連敗すれば最下位となるだけに負けられない戦いとなる。亜大が勝ち、勝ち点を2とすれば、この時点で立正大と駒大に優勝が絞られると同時に中大の2季連続最下位が決定する。

 東洋大が負けた場合、第2試合の駒大が国学院に勝って勝ち点を3に伸ばせば、7勝5敗で立正大と勝ち点、勝率も並び優勝決定戦(1試合)となる。逆に国学院大が勝てばその瞬間、立正大が勝率でトップとなり09年秋以来2度目の優勝となる。

 優勝争いに最下位争い。本来なら東洋大―国学院大の1試合のみが行われる予定だった最終週。台風の影響もあり未消化試合が多く前週に最終カードも含め1日3試合の強攻日程を組んだ。25日にはドラフト会議もあり、それを考慮しての日程変更。“戦国東都”が代名詞のリーグだが、まさに戦国。もし勝ち点3の優勝となれば06年秋、4チームが勝ち点3で並び亜大が勝率で上回って優勝して以来となる。

 東洋大には上茶谷、梅津、甲斐野の投手陣に4番中川、亜大には不動の4番、今季5本塁打の頓宮、国学院大にはエース清水とドラフト上位候補がおり、最後のリーグ戦となる。東都大学野球ファンだけでなく野球ファンにとっては優勝争いとともにドラフト直前、必見の試合となる。

 <22日現在の東都大学野球順位>(1)東洋大7勝5敗勝ち点3(1)立正大7勝5敗同3(3)駒大6勝5敗同2(4)国学院大5勝6敗同2(5)中大4勝8敗同2(6)亜大6勝6敗同1

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