春日部共栄の二刀流・村田、粘りの6失点完投&2安打3打点 22年ぶりセンバツへ前進

[ 2018年10月22日 12:26 ]

秋季高校野球関東大会1回戦   春日部共栄7―6藤代 ( 2018年10月22日    山日YBS )

春日部共栄のエースで4番・村田
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 春日部共栄のエースで4番、村田賢一投手(2年)が粘りの投打で1点差を逃げ切り、8強入りした。

 1メートル82の長身から最速145キロを投げ込む右腕。この日の投球は本調子にはほど遠く「体が慣れなくて、真っ直ぐが全然いかなかった」と6失点を喫したが、緩急を使って踏ん張り完投。「野手が絶対点をとってくれると信じて投げた」。

 打撃では3回に左越え、7回に左中間と2本の適時二塁打で3打点をマーク。持ち前の打力を発揮した。

 本多利治監督は「今年6月からお前がエースで4番だぞと言っていた」と全幅の信頼を置く。大会直前には右肩を痛めるアクシデントに見舞われたがなんとか間に合った。「次は万全でいけるようにしたい」と22年ぶりのセンバツ当確へ力を込めた。

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2018年10月22日のニュース