U―23侍 W杯へ始動、稲葉監督連覇誓う「結束力持ってやる」主将は内田に

[ 2018年10月11日 19:11 ]

侍ジャパンU―23代表の喜多(左)にアドバイス送る稲葉監督(撮影・森沢 裕)
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 第2回U―23ワールドカップ(19日・コロンビア)に出場する侍ジャパンU―23代表が11日、川崎市内で始動した。初日は約3時間、野手はノックやフリー打撃、投手はブルペン投球などで汗を流した。

 指揮を執る稲葉監督は「結束力を持って、とにかく世界一を目指してやっていきます」と連覇を誓った。

 海外での国際大会では初采配となる。「私の中で経験というものが非常に大事だなと感じている。大会を通じていろいろと経験できたらいい」と自らも20年の東京五輪へ向け貴重な学びの場とする考え。約3時間の練習ではブルペン投球や打撃練習のケージ裏など精力的に動いた。

 キャプテンには楽天・内田を指名。「年齢も一番上。4番を任せようと思っています」と明かした。最年少となる19歳のロッテ・安田にもクリーンアップの一角を託す考え。

 投手陣では2年前の前回大会にも出場した広島・塹江の経験値に期待を寄せた。「経験したことをどんどんいろんな選手に伝えてもらえれば」と話した。

 練習前の円陣では、トップチーム同様にグラウンドのツバ吐き禁止や、ベンチでの帽子とユニホームの着用を説いた。「グラウンドは自分を成長させてくれる場所。投げない投手でも帽子とユニホームをしっかり着て、みんなで戦っていきましょうと」と変わらぬ哲学を示した。

 チームに合流していない楽天・内田、堀内、阪神・島田、東京ガス・中山は近日中に合流予定。国内での練習試合を経て、今月中旬にコロンビア入りする。

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2018年10月11日のニュース