阪神・藤浪　８１日ぶり勝利なるか　自ら満塁弾放ち、５回４失点で降板

セ・リーグ   阪神―ＤｅＮＡ （ 2018年9月16日    横浜 ）

＜Ｄ・神＞阪神の先発・藤浪（撮影・島崎忠彦）
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　阪神の藤浪晋太郎投手（２４）が１６日、横浜スタジアムで行われたＤｅＮＡ戦に先発登板。３回に自ら満塁アーチを放つなどバットでも魅せ、５回６安打４失点で勝利投手の権利を得て降板した。

　藤浪は、初回１死しか取れず５失点で降板した７月２６日の広島戦（甲子園）以来５２日ぶりの１軍登板。打線の大量援護にも守られて５回を４失点で投げ切った。

　２―０で迎えた初回、４番・筒香に同点２ランを浴び、１１―３で迎えた５回には２番・宮崎にソロ本塁打を被弾。本塁打２本はともにオール直球勝負にいったボールをスタンドまで運ばれた。藤浪の投球内容は５回で９３球を投げ、６安打４失点。４三振を奪い、与えた四死球は２つだった。

　３回には、自ら放った今季初安打が満塁本塁打とバットでも魅せた。投手の満塁アーチは、巨人・ガルベスが１９９９年８月１３日に同じく横浜スタジアムで行われた横浜戦で放って以来１９年ぶり、通算１９本目。藤浪が勝てば６月２７日のＤｅＮＡ戦（横浜）以来８１日ぶりの今季３勝目となる。