スカパー!サヨナラ賞 18年8月 広島鈴木、ソフトバンク・グラシアル

[ 2018年9月12日 17:36 ]

8月23日のヤクルト戦の9回、サヨナラ本塁打を放ち、ガッツポーズの鈴木(撮影・坂田 高浩)
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 【18年8月スカパー!サヨナラ賞】セは広島の鈴木誠也(24)が16年6月以来2度目の受賞。パはソフトバンクのジュリスベル・グラシアル(32)が初受賞した。

 鈴木は8月23日ヤクルト戦(マツダ)で自身4本目のサヨナラ弾。5−8の9回、3番・丸の同点3ランに続き、石山のカーブを左翼へと放り込んだ。

 「自分もまだ興奮している。びっくりした。最後の最後にワンチャンスをものにできた」。4回終了時で0−7。チームでは04年6月27日横浜戦以来の7点差逆転劇に、お立ち台では決め台詞「最高でーす!」を連呼した。

 ちょうど1年前の17年8月23日のDeNA戦(横浜)で右足首を骨折。9月18日阪神戦(甲子園)でのリーグ優勝の瞬間は、ギプス姿で歓喜の輪に加わった。今年は思う存分戦える。喜びをグラウンドで表現した。

 グラシアルは8月26日西武戦(ヤフオクドーム)で来日初のサヨナラ満塁弾を放って見せた。8−8で迎えた延長12回、増田の3球目外角速球を右翼席へ。「打った瞬間、結構飛んだな、と。(本塁での出迎えは)野球をやっている誰もが夢見る。うれしかった」。チームに昨年9月以来の9連勝をもたらし、首位・西武との差も5ゲームとした。

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