中島は真っ暗な室内練習場でランニング…ハム、楽天3連戦へそれぞれの準備

[ 2018年9月7日 14:08 ]

囲み会見に応じる栗山監督(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 6日の午前3時過ぎに北海道地方で最大震度7を記録した大地震で、北海道を本拠地とするプロ野球・日本ハムは7日早朝に札幌市内の合宿所に栗山英樹監督(57)ら首脳陣と選手が集合。現時点では8日から楽天3連戦が開催予定で、この日中の仙台移動を目指す。

 8日の初戦に先発予定の上沢は合宿所の狭い中庭でランニングやキャッチボールを実施。選手会長の中島は停電中真っ暗な室内練習場でランニングを行い、ドラフト1位の清宮ら数選手は合宿所から車で数分の同市内のジムに移動して汗を流すなど、各自ができる限りの準備を進めた。

 現在、チームは首位の西武と5ゲーム差の3位。チーム一丸で2年ぶりの優勝を目指している中で大地震に見舞われた。栗山町の自宅は朝の時点でも停電が続いていたという栗山英樹監督(57)は「多くの方々が大変な思いをされている。少しでも楽になるように祈るだけです」と被災者に向けコメント。そして「選手も大変な状況だったと思うけど、我々にはやらなければならないことがある。野球選手はこういう時に頑張らないと意味がない。それが使命だと思う」と被災地を勇気づけるプレーを誓った。

続きを表示

2018年9月7日のニュース