日本ハム 札幌の合宿所寮長 停電の夜は「懐中電灯5個と、ろうそくでみんな頑張りました」

[ 2018年9月7日 17:42 ]

囲み会見に応じる栗山監督(撮影・高橋茂夫)
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 6日の午前3時過ぎに最大震度7の大地震に見舞われた北海道を本拠地とする日本ハムの球団OBで、現在は札幌市内の合宿所で寮長を務めている森範行氏(51)が7日、報道陣に対応。選手らの状況などを語った。

 5日に旭川でナイターの西武戦を終えた選手らはバスで約2時間をかけて午後11時に合宿所に到着。試合と移動の疲れで寝込んだ矢先に大きな揺れが襲い、すぐさま停電した。1日以上が経過した7日の午前の段階でも復旧していないが「懐中電灯5個と、ろうそくでみんな頑張りました。食料はあるものを食べている。ガスは使えるのでご飯を炊いたりカップ麺を食べたりしている」と説明した。

 前夜、選手らはロビーに集まり「ゲームをやったり“怖い話”をしたりしていた」(森氏)と、先の見えない不安を抱えながらも仲間とともに明るく過ごしたという。チームは8日からの楽天3連戦に向け、正午すぎにバスで合宿所を出発。選手たちのサポートを続けた森氏は、少し心配そうな表情でバスを見送っていた。

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2018年9月7日のニュース