甲子園初勝利ならず…藤蔭・原監督 無念の涙も「きょうは楽しかった」

[ 2018年8月5日 13:20 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第1日・1回戦   藤蔭4―9星稜 ( 2018年8月5日    甲子園 )

<星稜・藤蔭>3回、3点目を失ったところで市川(左)にマウンドを譲って降板する藤蔭・吉村(撮影・北條 貴史)
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 28年前の初出場した時の主将だった原秀登監督が率いる藤蔭(大分)が2度目の出場も初勝利はならなかった。

 先制されても2回に追いつくいい流れ。しかしヒジに不安があって予選登板せず、復調した春のエース吉村を先発させたが3回に3失点して市川にスイッチ。その後も星稜の攻撃に大きくリードされてしまった。それでも7回2点、8回も1点を返し石川予選無失点の星稜を最後まで追い詰めた。

 「中盤もう少し粘ってほしかったけど、フルカウントからチェンジアップをいいところに決められた。星稜さんから4得点したのは評価できるけど、失点を防ぐ野球をしないとね」

 途中で無念の涙を流した原監督だったが、「28年前は子供でしたから。きょうは楽しかった」と最後は笑顔で振り返っていた。

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