巨人ドラ1鍬原 コイ料理任せろ 初カード初戦「期待踏みにじらない」

[ 2018年6月26日 05:30 ]

菅野(後方)と並んで調整する鍬原(撮影・荻原 浩人)
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 巨人ナインは26日からの首位・広島3連戦に向けて、敵地に入った。2位ながら、広島とは5・5ゲーム差。差を詰めるには直接対決は無駄にはできない。高橋監督も初戦の先発に送り出すドラフト1位の鍬原へ期待を口にした。

 「広島は打つ方も足もある攻撃力のあるチーム。力勝負ではないが、挑んでくれたら」

 昨季は交流戦明けの時点で11・5ゲーム差があったが、今季は射程圏内だ。26〜28日に加え、7月6〜8日と球宴前に直接対決が6試合ある。戦う姿勢、強い気持ちを最速154キロの右腕に求めた。

 鍬原はこの日、川崎市のジャイアンツ球場で最終調整。過去3試合の登板を「直球には元々自信があった。ちゃんと投げ切れれば抑えられることは把握できた」と振り返った。14日のソフトバンク戦は直球を軸に、シンカー、フォークで翻弄(ほんろう)してプロ初勝利を手にした。リーグ連覇中の広島相手にも、特長をしっかりと出す。プロ4試合目の先発で初のカード初戦の先発にも「期待を踏みにじらないように、結果を残したい。結果を残せば自信になる」と力を込めた。

 打線は4番・岡本を中心に、チーム打率・266はリーグトップで、高橋監督も「(鍬原が)自分の思うように投げてくれれば、あとは周りが何とかする」と話した。投打一丸となって立ち向かう。 (神田 佑)

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