平野 22戦連続無失点 上原の日本投手最長記録にあと5

[ 2018年6月26日 05:30 ]

ナ・リーグ   ダイヤモンドバックス3―0パイレーツ ( 2018年6月24日    ピッツバーグ )

<パイレーツ・ダイヤモンドバックス>3番手で登板し、1回1/3を1安打無失点に抑えた平野(AP)
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 ダイヤモンドバックスの平野が、自身の連続試合無失点を22に伸ばした。24日(日本時間25日)、パイレーツ戦で3―0の7回2死から登板し、今季最長となる1回1/3を投げて1安打無失点。チームの4連勝に貢献し「勝ちゲームでしっかり投げられるよう整えるだけ」と息をついた。

 8回、先頭に安打を許した後が真骨頂だ。次打者の初球フォークで遊ゴロ併殺。クイックモーションでタイミングを外し、定位置よりやや右に守った遊撃手のシフトの網にかけた。救援リーグトップに並ぶ8個目の併殺。「データでやっているからだと思う。(メジャーは)合理的」と事もなげに話すが、狙い通り打たせる制球があってこそだ。

 連続試合無失点は上原の日本投手最長記録にあと5。球宴選出も注目される右腕は「それは出てから」と、あくまで自然体を貫く。(奥田秀樹通信員)

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2018年6月26日のニュース