大谷 敵地ブーイングにも前向き「明日、あさってもある」 チャプマンは「素晴らしい投手」

[ 2018年5月26日 12:16 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―2ヤンキース ( 2018年5月25日    ニューヨーク )

<ヤンキース・エンゼルス>8回2死一塁、チャップマンに遊ゴロに抑えられた大谷とベンチの田中(中央)らヤンキースナイン(撮影・大塚 徹)
Photo By スポニチ

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)は25日(日本時間26日)、敵地ニューヨークでのヤンキース戦に「5番・DH」でスタメン出場。3打数無安打1四球で、3試合連続安打はならなかった。

 大谷獲得を目指したヤンキースが面談にも進めず敗れたこともあり、ヤンキースタジアムは大谷が打席に立つたびに大ブーイング。そんなアウェーの空気の中、2回の第1打席は本格派右腕セベリーノを相手に見逃し三振。4回は四球を選び、6回1死からの第3打席は中前に抜けるかという打球を放ったが「大谷シフト」の前に遊ゴロとなった。

 守護神チャプマンと対戦した8回2死二塁からの第4打席は、2ボール1ストライクから左翼ポール際へ大飛球を放ったがファウル。最後は164キロ直球に押し込まれて遊ゴロに打ち取られた。

 大谷は試合後、27日(同28日)のヤンキース戦登板が回避となり、田中との投げ合いが流れたことに触れ、「僕自身もすごいやりたいなという気持ちはありました。伝統ある球場なので、なかなかそういうところで投げる機会もないのかなとも思っていた。今回なくなったわけですけど。今まで通りの調整の中で次回登板に向けたいなと思っているので。今はもう切り替えて。次の打席や次の登板の日に向けて調整したいなと思ってます」とコメント。

 “洗礼”を受けたヤンキースタジアムについては「歴史もありますし、素晴らしい球場。野球選手なら1回はプレーしたいと思うのが普通じゃないかなと思います。結果負けてしまいましたけど、まだ明日、あさってとあるので。こういう球場でしっかり勝てるように頑張りたいなと思っています」と次戦を見据えて前向きにコメント。初対決となったチャプマンにはオール直球で遊ゴロに仕留められたが、「あそこで1本何とか打って、いい流れをつくりたかったんですけど。球も速いし力もあるので、自分が捉えたと思ってもファウルになったり、打ち損じていた。素晴らしい投手だなと思いました」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年5月26日のニュース