巨人・野上“屈辱”２回０／３ＫＯ　由伸監督「もったいない」

セ・リーグ   巨人８―１２ＤｅＮＡ （ 2018年5月6日    横浜 ）

＜Ｄ・巨＞初回無死一塁でロペス（右）に２ランを被弾した野上
Photo By スポニチ

　巨人・野上が本塁打の「打ち直し」を含め、２発を浴びるなど７失点。今季最短の２回０／３で降板した。初回に２点を先制され、なお無死一塁でロペスに内角直球を左翼ポール際に運ばれた。リプレー検証で、本塁打からファウルに判定が覆ったが、「コース的に甘くないと思った」という内角低めのフォークを左中間席に被弾した。

　高橋監督は「判定が変わったとかいう問題じゃなくて、もったいない」と振り返った。

　初回に４失点し、１点を返した直後の３回にも、先頭から３連打を浴びて降板。救援陣も、得点を奪った直後に失点を重ねた。今季２度目の２桁１２失点で、３位に後退。村田ヘッド兼バッテリーコーチは「（本塁打を打ち直され）情けない話だと思う。救援陣も火に油を注いだ」と厳しかった。　（神田　佑）