中日 開幕から8戦8敗の屋外球場で初勝利 大島「何とか勝ちを届けたかった」

[ 2018年5月2日 05:30 ]

セ・リーグ   中日6―5ヤクルト ( 2018年5月1日    神宮 )

スタンドに手を振る大島(右)とドアラ
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 やっと外で勝った。中日は開幕から8戦8敗、昨季を含めると12連敗中の屋外球場で逆転勝利を挙げた。2点を追う8回に平田、藤井の連続適時打で追いつき、なおも2死一、二塁から大島が決勝の左越え2点二塁打。「皆がいい形でつないでくれた。外の球場でなかなか勝てなかったので何とか勝ちを届けたかった」と夜空に笑みを浮かべた。

 この決勝打が通算3998打数目で、通算打率の基準となる4000打数まで残り2。現時点では通算・283で、今季は開幕から・248に低迷。休日だった4月26日にはジムへ行き、「体幹がぶれていて上半身と下半身が連動していない」と原因を自己分析した。以降は4試合連続安打で調子を上げ始め、「結果がすべてなので何とか数字を伸ばしていきたい」と誓った。

 打線が奮起した逆転勝利に森監督も「そうそうないことが起きた。外で勝ってないことを選手も余計に意識していたのだろう」と一安心の様子だった。(徳原 麗奈)

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2018年5月2日のニュース