松坂 お立ち台で満面の笑み「久しぶりすぎて泣くの忘れた」

[ 2018年5月1日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―1DeNA ( 2018年4月30日    ナゴヤD )

日本球界復帰後初勝利を挙げた松坂は、ウイニングボールを手に森監督(左)と握手する
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 【松坂に聞く】

 ――チームは4連敗中。どんな心境でマウンドに上がったか。

 「自分で連敗を止めてやろうと、初回から飛ばしていった」

 ――調子は。

 「球自体は悪くなかったが、ブルペンからフォームが暴れていた。調子が良くても悪くてもすんなりいくと思ってないので気にしなかった」

 ――5回を投げ終え100球。裏の攻撃で打席に向かった。

 「5回を投げ終えて森監督からは“もういいだろう。代わろう”と言われたが、まだ投げたい気持ちがあり、投げることしか考えてなかった。6回を投げ終え“最後まで投げろ”と言われ、交代だなと思いました」

 ――手を差し伸べてくれた監督への思い。

 「監督には1年かけて恩返ししていくつもりでやっている。できるだけ多くチームに勝ちを付けたい」

 ――ソフトバンクでは3年間で1軍登板が1試合だった。

 「3年間、まともに投げられなかったので今、本当に幸せで感謝しているが、プロ野球選手である以上、結果を残していかないと、という気持ちが強い」

 ――お立ち台で涙はなかった。

 「周りから“泣くかなと思っていた”と言われたが、ああいう気持ちになったのが久しぶりすぎて(泣くことを)忘れている」

 ――今後の計画は。

 「(これからは登板間隔を)詰めて投げていきたい。理想としては一つも負けたくない。できるだけ多く勝ちたい」

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2018年5月1日のニュース