オリ金子、今季最短KO 自己ワースト開幕3連敗で登録抹消も

[ 2018年4月25日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3―5日本ハム ( 2018年4月24日    札幌D )

4回2死二塁、大田に勝ち越しの2ランを打たれた金子
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 オリックス・金子が25日にも出場選手登録を外れる可能性が出てきた。24日の日本ハム戦では今季最短3回2/3、4失点でKOされ、4度目の登板を終えても未勝利。初登板からの3連敗は自己ワーストで、不振に加えて体調面の不調を自ら示唆した。

 「自分の多少、不安がある部分が気になってしまい、打者と勝負できていなかった。いい流れを呼び戻すことができなかった」

 直球は球速140キロ前半にとどまり、カーブが抜けるなど変化球の制球にも苦慮した。初回1死一、三塁から中田の三ゴロの間に先制を許し、打線の援護を受けた直後の3、4回には大田に2打席被弾するなど9安打4失点に沈んだ。

 4回未満の降板は16年6月9日の中日戦での3回2/3、6失点以来。この時は翌日に右肩痛を理由に登録を外れた。15年9月にも右肩違和感で約1カ月の離脱があった。福良監督は「見ての通りじゃないですか」と首をひねり、今後について「ちょっと分からないですね。本人とも話します」と説明した。

 球団ワーストを更新する開幕から8カード連続の初戦黒星。半分は金子の先発日だ。白星を計算するエースの不振は想定外で、復調なしに上位浮上は望めない。(湯澤 涼)

 《球団ワースト8カード連続初戦黒星》金子(オ)が今季最短3回2/3を9安打4失点を喫し、4試合で3敗目。開幕から勝ちなし3連敗は先発に定着した08年以降、16年の2連敗を上回る自己ワースト。4試合勝ちなしは同じく16年の5試合に迫る。チームの連勝は2でストップ。開幕からのカード初戦黒星は、チームワーストを更新する8カード連続となった。

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2018年4月25日のニュース