立大・川端が好救援 苦手は打者より満員電車?

[ 2018年4月22日 14:22 ]

東京六大学野球春季リーグ戦第2週第2日 2回戦   立大5―5法大 ( 2018年4月22日    神宮 )

<東京六大学野球 立大・法大>力投する立大3番手・川端健
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 開幕週の早大戦でリーグ初勝利をマークした立大のルーキー川端健斗(秀岳館)が好救援で引き分けに持ち込んだ。プロ併用日のため延長のない試合。1点をリードされた7回2死一、二塁のピンチに登板。6番の相馬優人(健大高崎)を三ゴロに仕留めると、8回には自らのバント処理ミスから無死一、三塁の大ピンチ。ここでも動揺することなく、後続をしっかり抑えた。

 「8回のピンチで藤野さん(捕手)がマウンドに来てくれたとき、全部三振で抑えますと言いました。点は与えないと強い気持ちで投げました」

 代打を三振に仕留め、後続も内野ゴロで無失点。勝ちのない9回裏は法大のクリーンアップを三者三振斬り。引き分けに持ち込んだ。

 「法政のクリーンアップに真っすぐが通用するか楽しみでもありました。(4番の)中山さんから三振を奪えて自信になりました。ゼロに抑えればあすの3回戦に流れを持ってこれると思って投げました」

 とても1年生とは思えない冷静さ。大学の授業も「どれを履修するか先輩に教えてもらって学校に行っています。ぼくの学部は志木(埼玉)なので寮から歩いていける。池袋でなくてよかった。だって朝の満員電車って半端ないでしょ?絶対乗りたくないですもん」と川端健は相手打者以上に満員電車が苦手だそうだ。「きょうは寮に帰って、あすの試合でどうチームに貢献できるか考えながら準備したいです」と23日の3回戦に目を向けていた。

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