明大 星野氏にささぐ白星発進 森下暢「気迫を見習って」6回2失点

[ 2018年4月22日 05:30 ]

東京六大学野球第2週第1日   明大9―2東大 ( 2018年4月21日    神宮 )

<明大・東大>喪章を付け力投する明大・森下暢
Photo By スポニチ

 1回戦2試合が行われた。今季初戦となった明大は東大を9―2で下し、白星発進。OBの星野仙一氏(享年70)の追悼セレモニーが行われた後の一戦で「闘将魂」を見せつけた。立大は3―2で法大に競り勝ち、開幕3連勝とした。

 天国の闘将にささげる白星だ。試合前に星野仙一氏の追悼セレモニーが行われ、明大ナインは左肩に喪章を着けてプレー。今季初戦を14安打9得点で大勝し、3安打を放った1番の吉田主将は「絶対に勝たなければいけなかった」と安どした。

 3年生エースの森下暢は6回2失点の好投。不振だった昨秋は登板わずか1試合に終わった。その反省から背筋や腕の筋力を強化し、この日は自己最速151キロを計測。「エースとしての大先輩。気迫を見習ってやっていこうと臨んだ」と、初回に先頭打者本塁打を浴びても屈せずに先発の役目を果たした。

 履正社出身の右腕・竹田ら1年生4人も神宮デビューを果たした。善波達也監督は「星野さんの遺志を少しでも継いで明治の野球ができれば」と3季ぶりの優勝を見据えた。 (武田 勇美)

 ▼東大・浜田一志監督(1番・辻居が東大24年ぶり先頭打者本塁打も開幕3連敗)収穫は辻居に当たりが戻ってきたこと。

続きを表示

2018年4月22日のニュース