藤浪、覚悟の出直し 香田投手コーチ「早く戻ってきてくれたら」

[ 2018年4月22日 08:01 ]

20日の巨人戦で5回6失点で負け投手になった藤浪
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 20日の巨人戦で5回6失点と精彩を欠き、今季初黒星を喫した阪神・藤浪が21日、出場選手登録を抹消され、鳴尾浜球場で行われた2軍残留練習に合流した。約2時間、汗を流した右腕は復活へ向けた覚悟を口にした。

 「後ろを向いても仕方がないので前を向いてやる。いろんな球種でストライクを取っていかないと苦しくなるので、その辺を修正して投げていければ」

 17年5月4日以来、登板11試合連続で勝ち星なし。2軍降格を余儀なくされたが、下を向いていても仕方がない。「フォームをどれだけ安定させて投げるかだと思う。あとはカウントとか状況に応じた考え方とかを見直してやっていけたら」。フォームの安定と制球力向上を課題に掲げ、復調を目指す。

 金本監督は「(復帰時期のメドは)分かりません。2軍ではいいんだから。ブルペンでもいいんだから。でも1軍ではああなる。判断が難しい」と期限を切ることなく、状態が上向くまで2軍調整させる方針を示唆。香田投手コーチは「状態を上げて早く戻ってきてくれたら」と早期復帰に期待を寄せた。(長谷川 凡記)

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2018年4月22日のニュース