大谷“ショーウィ―”ですでにチームの人気者 トラウトが命名

[ 2018年4月3日 06:00 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―4アスレチックス ( 2018年4月1日    オークランド )

6回を終え、タッチで迎えられる大谷
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 エンゼルス・大谷は持ち前の明るさでチームに溶け込んでいる。英語やスペイン語を積極的に話し、投手陣5、6人ではスマートフォンの対戦型カードゲーム「クラッシュ・ロワイヤル」が大流行。先発右腕のJC・ラミレスは「“ハラヘッタ”という日本語を教えてもらった」と話し、自身も大谷にスペイン語を教える。

 オープン戦で投打ともに結果は出ずとも、その実力を疑う者もいなかった。昨季24本塁打で球宴に初出場(当時レッズ)したコザートは「あのスイングを見て、どれだけ運動能力が高いか分かる。ボールにとんでもないバックスピンを与えられる。彼のことを全く心配していない」と賛辞の言葉を並べる。中継ぎ右腕のN・ラミレスも「いつも笑顔を絶やさないところが良い」と話しつつ、「でも、“行くぞ”という時になると変わる。かっこいい」と、二刀流にほれ込んでいる。

 チームの顔でもあるトラウトは大谷のニックネームを「ショーウィー」と早々に命名し、チーム内ですぐに浸透。おしゃれな私服姿に「ファッションモンスター」といじられ、一時は登場曲にも使われたこともあった。メジャー初登板初勝利。仲間たちも同じように喜んでいる。 (大リーグ担当・柳原 直之)

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2018年4月3日のニュース