大谷、米メディア称賛の嵐 「不安」が一転「Sho time!」

[ 2018年4月3日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―4アスレチックス ( 2018年4月1日    オークランド )

力投する大谷
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 「Sho(翔)time!」。大リーグ公式サイトは試合直前のクラブハウスで主砲のトラウトが「Show time」と「Shohei」をかけ、大谷にそう声を掛けたことを伝えた。記事の見出しも「Sho time!大谷が初登板のマウンドで輝きを放った」。投打の二刀流でメジャーデビューを終え、米メディアも絶賛の嵐だった。

 投打で精彩を欠いたキャンプ中の実戦。特に投手については「速球に動きがないのが心配」「前評判のような打者を圧倒する速球ではなかった」などと成功を不安視する声もあったが、対照的だ。ヤフー・スポーツは「オフに争奪戦になった理由を初回で証明した」とし「本塁打を許した後は、支配的な投球だった」。専門誌スポーティング・ニューズ(電子版)は「“和製ルース”大谷は本家以来の強打の投手になれる。スーパースターにふさわしいパワーとオーラがある」。ロサンゼルス・タイムズ紙(同)は苦しんだオープン戦と比較し「公式戦の初戦で、どれだけ変身したかを見れば、地上最高の選手になりたいという本人の志も理解できる」と報じた。

 スポーツ専門局ESPNは「評価は時期尚早」としながらも、過去10年に初先発した投手で、この日の大谷が記録した18個より多く空振りを奪ったのは1人だけというデータを紹介。「持っている球は言うまでもなく印象的だった」と評した。

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2018年4月3日のニュース