東海大相模 大量12失点「本気の涙を流した。これを生かす」

[ 2018年4月3日 14:31 ]

第90回選抜高校野球大会第11日 準決勝   智弁和歌山12―10東海大相模 ( 2018年4月3日    甲子園 )

<東海大相模・智弁和歌山>10回表2死二塁、黒川に適時打を浴びて肩を落とす東海大相模・斎藤(右)
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 野口―斎藤の投手リレーで12失点。東海大相模は決勝進出をあと一歩で逃した。

 一時は5点のリードも智弁和歌山の猛打で追いつかれ、延長10回に力尽きた。門馬敬治監督は「悔しい。敗因は監督。試合というのは負ければ監督が悪いんです」と真っ先に敗因に自分をあげた。そして「智弁の高嶋さん(監督)はブレない。リードしてもされても打者は変わらない。しかもボール球を打つ能力がある。バッテリーはリードに苦労したと思う」と“2点”の差を分析した。

 報道陣から「参考になった点は」と聞かれ「それはあるけど、相模の野球は原貢(故人)の野球。それは変わらない。このセンバツで、この試合で選手は本気の涙を流した。本気の失敗もした。これが生かせていけると思う」と、夏に向けてさらに強力なチーム作りを誓っていた。

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2018年4月3日のニュース