大谷、平均球速3位 回転数上がれば直球での三振増える

[ 2018年4月3日 06:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7―4アスレチックス ( 2018年4月1日    オークランド )

エンゼルス大谷
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 MLBが導入している動作解析システム「スタットキャスト」によると、この日のエンゼルス・大谷の直球の平均球速は96.6マイル(約155.4キロ)。大リーグは開幕したばかりで、全ての先発投手が登板していないものの、現時点では先発投手ではエンゼルスの同僚リチャーズと並んで堂々の3位にランクされる。

 先発投手でトップはセベリーノ(ヤンキース)の97.9マイル(約157.5キロ)で、2位はシンダーガード(メッツ)の97.6マイル(約157.0キロ)。両投手は昨季のランキングでも1、2位(シンダーガードが1位)を占めており、大谷の球速はメジャー屈指の速球派2人と肩を並べる領域にあるといえる。

 一方、直球の質や伸びに関係するとされる「スピンレート(1分間に換算した回転数)」は平均2033回転。これは球速上位5人の中では最も小さい数字だ。メジャーのトップクラスは平均2300〜2500回転と言われる。この試合、大谷が直球で奪った三振は0。初回、3番オルソンへの初球は2331回転を記録しており、常時2300回転近くが出れば、直球による三振も増えそうだ。

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2018年4月3日のニュース