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楽天・岡島の“二刀流”25人の制限枠で打力ある「第3捕手」は重宝

初回無死、岡島が右前打を放つ
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 【伊東勤 CHECK!】 野球はベンチ入り25人と限られた枠の中での用兵を求められる。楽天・岡島のような打力もある選手が「第3捕手」もこなせば、その幅はグッと広がる。

 私は監督時代、ベンチ入り捕手は2人がいいと思っていた。1人が100試合以上はゆうに出る正捕手で、疲れが見えた時などにサブが支えるのが理想形。捕手を3人置くと、3番手はケガ人など非常時に備えた保険になる。まず使うことはなく無駄な枠となりやすい。試合終盤に代打を送るか迷い、仕方なく捕手に打たせて点が取れなかった苦い経験もある。外野を守る岡島が、いざという緊急時にマスクを被れるのなら、後顧の憂いなく攻めの手を打てる。

 ベンチ入り捕手が2人ですめば、余った1枠を他に充てられる。そこはチーム状態に合わせ、救援投手でも、代打や代走屋でもいい。枠が減って捕手同士の競争にも熱が入る。

 私はロッテでは三木、大嶺翔らに「何かあった時には捕手も頼むぞ」と声を掛けてはいた。ただキャンプのこの時期にきて、対外試合で実戦を積ませる考えには及ばなかった。梨田監督はより現実的な選択肢として考えておられるのだと思う。

 DeNAも一塁兼外野手の佐野に「第3捕手」の練習をさせたと聞いた。近年は複数ポジションこなす選手の価値や可能性が高まっている。もしかしたらトレンドの一つになるのかもしれない。

 逆に捕手を3人ベンチに置ける時は、レギュラーをがっちり固定できる時だろう。鉄壁の実力者がそろうなら選手交代の必要性は減り、ベンチに捕手3人のぜいたくな布陣を敷く余裕もある。

 「第3捕手」というのはあくまで緊急時の備えであり、使わないことが理想。ただその存在がチームの戦い方を大きく変えていくこともある。(本紙評論家)

[ 2018年2月15日 09:27 ]

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