侍・稲葉監督 筒香を「4番」、山崎を「守護神」として起用明言

[ 2018年2月6日 15:10 ]

 侍ジャパンの稲葉篤紀監督が6日、沖縄県宜野湾市のDeNAキャンプを視察。すでに3月3、4日のオーストラリア戦のメンバーに選出している筒香嘉智外野手には「4番」、山崎康晃投手には「守護神」として起用する方針を示した。

 「筒香選手は今のところ4番と考えています。山崎選手には後ろを任せるという話をさせていただきました」

 筒香は昨年3月のWBCでは4番を務めた。稲葉ジャパンの初陣となった昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップは24歳以下の若手中心の編成となり、山崎が抑えを務めていた。

 また稲葉監督はフリー打撃に登板した石田健大、今永昇太、浜口遥大の3左腕の投球に、ケージ裏から視線を送り続けた。

 「楽しみな3人だし順調ですね。それぞれタイプも違う。アジアはいい左打者が多いし、左投手は有効。見続けていきたい3人です」

 昨年11月は今永が2戦目の台湾戦に先発。6回無失点、12奪三振の快投を演じた。「昨年の疲れが残っていないか心配だったが、非常にいい球を投げていた」と稲葉監督。

 またラミレス監督からは高卒2年目の19歳・細川成也外野手を注目株として推薦されたという。

 「監督、コーチからの推薦はありがたいです。力強く、パワフルな打撃をしていた。レギュラーをつかまなければいけない年になるが、楽しみな選手が出てきましたね」

 原石にも出会い、今後の成長過程を楽しみにしていた。

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2018年2月6日のニュース