平野移籍で若手にハッパ オリ 若手で背番号16争奪戦を

[ 2017年12月26日 05:30 ]

ダイヤモンドバックス移籍が決まった平野
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 オリックスが、平野の背番号「16」争奪戦を若手に望んだ。平野のダイヤモンドバックス移籍に伴い、16番は来季、空き番号の予定で、森川秀樹球団本部長補佐は「有力投手を獲ったときに使うのも方法ですが、若い選手が平野の番号を付けたい、とモチベーションにしてくれるなら、うれしい話」と、若手にハッパを掛けた。

 楽しみな逸材としては、今季高卒新人として球団23年ぶりに勝利を挙げた山本や、秋季キャンプで目立った山崎颯、さらに来季で3年目の吉田凌らが候補。同本部長補佐は「1軍の戦力として結果が出れば」と期待した。

 平野は05年ドラフトで希望枠として入団した生え抜き。球団としては、助っ人投手が付けるより、将来軸になる若手に付けてほしいと思うのが心情だ。阪急時代には、足立光宏氏がつけて187勝を挙げるなど伝統ある番号でもあり、争奪戦で若手が目の色を変えることは願ってもないことだ。平野は26日に会見を開き、オリックスへ感謝を伝える。

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2017年12月26日のニュース