米国でもきっと愛される大谷 天真らんまんなキャラをもっと伝えたい

[ 2017年12月26日 08:20 ]

大谷は捕手を務めた栗山監督(左手前)に5年分の思いを込めたラストピッチング
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 エンゼルス・大谷は、人をイジるのがうまい。2年前だ。鎌ケ谷での練習日。大谷がニヤニヤしながら私に近づきこうつぶやいた。「有原さんが“最後に一つだけ”と言ってから、たくさん質問するのはやめてほしいと言っていましたよ」。笑いながら練習に戻る大谷にあっけにとられた。

 今季もそうだった。メットライフドームの長い階段を上りながら取材していると、大谷の右足首と接触。「あー、痛い。今ので痛めた。あー、痛い」と大声。かなりオーバーなリアクションだが、開幕前に痛めた箇所だけに笑えず平謝り。それを見て大谷はいたずらっぽく笑った。大谷の天真らんまんな人柄は米国でもきっと愛される。野球だけでなくこのキャラクターも、もっと伝えていきたい。=日本ハム担当(来季から大リーグ担当)柳原 直之

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