「サインが見にくい」現場の声に…甲子園 ベンチ改装へ

[ 2017年12月10日 08:28 ]

甲子園の一塁側ベンチで戦況を見つめる金本監督(左)
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 阪神が今オフに甲子園球場の一塁、三塁の両ベンチを改装することが9日、分かった。首脳陣、選手らが座席に腰掛ける形から、最前列に立つメジャー式へと改装。来年3月23日から開催される選抜高校野球大会の開幕前に完成を目指す。

 「現場からサインが見にくいという要望がありました。(ベンチは2列から)3列になると思います。高校野球(熱中症)対策として空調も増強します」

 球団幹部が着手することを明かした。現場からの要望を受け、来季からはマツダスタジアムと同様の3列式に変更。最前列で首脳陣、選手らが一同に戦況を見守るスタイルとなり、一体感が生まれやすいメリットもある。来季のチームスローガン「執念」を実践するべく、13年ぶりV奪回への“執念ベンチ”が導入される。

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2017年12月10日のニュース