中日・柳　闘将・星野先輩から喝「“けがをするなよ”と」

練習を終え笑顔で取材に応じる柳
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　中日の柳が闘将から「喝」を受けたことを明かした。明大出身の右腕は１１月２８日に都内で行われた楽天・星野仙一副会長の野球殿堂入りを祝う会に出席。

　春季キャンプ中に大先輩からけがへの忠告を受けていたが、春先に右肘、夏場に背中を痛めるなど故障が相次ぎ１勝止まり。会場であいさつをすると「“けがをするなよと言っていただろ”と言われました。気にかけてもらっていたのはありがたいです」と猛省した。

　フェニックス・リーグに参加していた１０月にも再度、背中の張りを訴え、現在はリハビリ中。この日はナゴヤ球場でキャッチボールなどで体を動かした。年内にはブルペンの傾斜を使って投球を再開できるほど回復したが「背中を１度、けがして体をでかくしてカバーしようとしたが繰り返した。鎧をまとっても中身がもろかった」と振り返り、今オフは体幹の強化など大きさより強さを求めトレーニングに励む。（徳原　麗奈）