早実・清宮は主将会議不在 フィーバー考慮で“特例”参加免除

[ 2017年7月7日 05:30 ]

早実の清宮
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 東西東京大会の開会式で選手宣誓を行う大会注目のスラッガー、早実・清宮幸太郎内野手(3年)が、混乱を避けるために特例で主将会議の参加を免除された。都高野連の武井克時理事長は「メディアが殺到する可能性もあり、(出席は)お任せしますと伝えました」と説明。早くも清宮フィーバーに備えた対策を講じた形だ。

 会議への主将の参加は絶対ではなく、他にも代理出席の高校があり、早実は吉田マネジャーが出席。清宮は選手宣誓について「しっかり失敗しないようにしたい」と話しているが、会議後に行われた開会式リハーサルにも参加せず、ぶっつけ本番で臨む。開会式を皮切りに、3回戦から登場する15日の初戦からフィーバーが起きることは必至。清宮狂騒曲がいよいよ始まる。

 昨秋、今春と都大会決勝で早実に敗れ、打倒・早実を掲げる日大三の左腕・桜井主将は、清宮との対面は果たせなかったが「センバツや関東大会でも和気あいあいと話していたので、(会っても)バチバチという感じではない」と笑顔。早実と対戦する可能性があるのは決勝の舞台だが、「まだ想像できない。初戦からしっかり戦いたい」と力を込めた。 (東尾 洋樹)

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2017年7月7日のニュース