キャプティ3年ぶりV タイブレーク制して3度目紅龍旗制覇

[ 2017年6月23日 05:30 ]

紅龍旗争奪野球 決勝   キャプティ3―2パイオニア ( 2017年6月22日    東京D )

優勝し、選手たちに胴上げされるキャプティ・元野監督
Photo By スポニチ

 紅龍旗争奪野球は22日、決勝が行われ、キャプティ(設備)がパイオニア(電子・通信)をタイブレークの末に3―2で下し、3年ぶり3度目の優勝を飾った。キャプティには紅龍旗が贈られ、最高殊勲選手には2番手で好救援した中山匠投手(25)が選出された。

 9回2死満塁。最後の打者をカットボールで空振り三振に仕留めると、キャプティの1メートル86右腕・中山に笑みが広がった。9回124球を投げた前日の準決勝に続き、1―1の8回から登板。試合開始から2時間30分を超えたため無死満塁で始まるタイブレークが適用された9回、味方が2点を奪って勝ち越すと、その裏を1失点に抑えて頂点に導いた。

 2試合で11回147球、自責点1の快投。「最後は中山と決めていた」という元野天心監督の期待に応えた。「去年まで2年連続準優勝だったので何とか優勝したかった。ホッとしている」と安どした。

 この日は25歳の誕生日。MVPに輝き、自ら花を添えたエースは「10月の天皇賜杯も自分の投球をして、しっかり勝ちにつなげたい」と意気込んだ。

続きを表示

2017年6月23日のニュース