広島 17安打13得点で圧勝 5回に丸&エルド2ラン、菊池満塁弾で計8点

[ 2017年6月23日 21:01 ]

セ・リーグ   広島13―3阪神 ( 2017年6月23日    マツダ )

満塁本塁打を放ち、ナインの出迎えに笑顔の広島・菊池(中央)
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セ・リーグ首位の広島は5回の1イニングだけで3本塁打が飛び出すなど17安打13得点と打線が爆発。2位・阪神との3連戦初戦に13―3で圧勝した。

 広島は初回、田中、菊池、丸の3連打で1点を先制し、さらに鈴木、松山と2つの犠飛で追加点を挙げ3点をリード。3回には1点を返されたが、すかさずその裏には田中、菊池の連打などで1死一、三塁としてから鈴木の右前適時打と松山の犠飛で2点を追加し、5―1と4点差をつけた。

 圧巻だったのは5回。この回から登板した阪神2番手・柳瀬から先頭の菊池が右前打で出塁すると、続く丸が右翼スタンドへ13号2ラン。さらに1死から二塁打の松山を塁に置いてエルドレッドが左翼スタンドへ17号2ラン。さらに安部の二塁打と2つの四球で2死満塁とすると、この回2度目の打席となった10人目の菊池がバックスクリーンへ4号満塁アーチを叩き込み、この回一挙8得点の猛攻で試合を決めた。

 阪神は12点を追う8回、この回から登板した2番手・加藤から四球、安打、四球で無死満塁のチャンスを築き、ここで代わった3番手・九里から原口の犠飛などで2点を返したが、大量失点が響いた。

 広島の先発・ジャクソンは7回で9安打されながらも1失点に抑えて今季2勝目をマークしている。

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