NPB 戦力外、引退選手の進路調査 7割が野球関係へ

[ 2017年5月18日 13:51 ]

 日本野球機構(NPB)は18日、昨年限りで戦力外となった選手と現役を引退した選手(日本人の支配下および育成選手125人)の進路調査結果を発表した。

 野球関係に進んだのは70%に当たる88人。以下がその内訳。

 ・NPB60人=(1)他球団と選手契約8人(2)育成選手として契約14人(3)コーチ契約8人(4)職員・スタッフ30人

 ・NPB以外の野球関係22人=(1)BCリーグ9人(2)BFリーグ1人(3)社会人野球11人(4)大学野球監督・コーチ1人

 ・野球解説者他=6人

 NPBで選手生活を続けるのは育成を含めて22人。選手やコーチ、スタッフなどでNPBに残るのは全体の48%に当たる。この数字は過去2年間と同じだが、かつては60%を越えたこともあった。NPB以外では独立リーグ、社会人野球でプレーを続ける選手が21人で、07年大学・社会人ドラフト1巡目で中日に入団し、楽天に在籍していた昨年限りで引退した山内壮馬さんは、今年から母校・名城大のコーチになった。

 野球関係以外の道に進んだのは37人(30%)。一般の会社に就職した人が14人で、自営が1人。未定・不明が22人となっている。125人の平均年齢は29・6歳で、平均在籍年数は8・5年。

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2017年5月18日のニュース