ソフトB 和田 左肘遊離軟骨の除去手術を検討「難しい選択」

[ 2017年5月18日 16:33 ]

報道陣の質問に答えるソフトバンク和田
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 ソフトバンク和田毅投手(36)は18日、左肘遊離軟骨の除去手術を検討していることを明かした。この日、福岡県筑後市のファーム施設でリハビリした和田は「(左肘の)状態が上がったり、下がったりがあります。(手術も)選択肢に加えないといけない。球団、ドクターと話さないといけない。難しい選択」ともどかしそうに話した。

 早ければ今月中に行う可能性もあるが、現在はノースローで様子を見る段階。左肘遊離軟骨除去手術は2度経験しており「やるとしたら3回目。大変なのは理解しているし、簡単ではない。年齢も年齢だし、それ相応の覚悟は必要」とぎりぎりまで手術か温存療法かの判断を見極めていく。

 本人から電話報告を受けた際、工藤監督は「手術しても野球人生は今年で終わるわけではない。そうなった場合はしっかり、治しなさい」と励ましたという。早期に手術を決断すればシーズン終盤の復帰もあるが「それは分からない。チームみんなで秋にいい、報告ができるようにしたい」と日本一奪回が、和田への良薬になると話した。

 今季、和田は開幕投手を務めたが、2勝目をマークした4月7日の西武戦(メットライフドーム)で左肘の張りを訴え、同11日に出場選手登録から外れた。その後、今月5日にはブルペン投球までこぎつけたが、左肘の状態は再び悪化した。

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2017年5月18日のニュース