上原、今年は張本氏に「喝!」なし…「サンモニ」5年連続ゲスト出演

[ 2016年12月25日 09:45 ]

カブスの上原
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 来季からカブスでプレーする上原浩治投手(41)が25日、TBS系の情報番組「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にゲスト出演。同番組は5年連続の年の瀬の出演となったが、今年は野球評論家の張本勲氏(76)に「喝」を出さなかった。

 2012年12月、同番組に初出演した上原が「張本さんに“喝”です。メジャーで頑張っている選手を代表して」と大リーグへの厳しい意見が多い張本氏にまさかのダメ出しをしたことからスタートした2人の“対決”。同年は張本氏が不在だったが、翌13年末にはスタジオで対面し、「落ちる球を投げておけば打ち取れるという発言に対して、僕は喝です。大御所ですけど言わせていただきます」と上原が大先輩を前に直接「喝」を出し、インターネット上で話題となった。昨年は2年ぶりにスタジオでの対面が実現し、「僕が一番、喝を入れたいのは、やっぱり張本さん。アメリカの野球を嫌いすぎます。もうちょっと好きになってほしい」とズバリ。張本氏は例年通り、後輩の直言をニコニコと見守っていた。

 この日、「ご意見番スポーツ」コーナーで張本氏とスタジオに登場した上原は、今年7月に右胸筋を痛めたことを挙げて「ケガがちょっとあったんであんまり。悔いはありますね」と今シーズンを回顧。レッドソックスからFAとなり、今月カブスと1年契約を結んだばかりだが「欲しいと言ってくれたんでうれしかった」と新天地への思いを口にした。コーナーの最後では今年の「喝」総集編が放送され、張本氏がリオデジャネイロ五輪で銀メダルに輝いた陸上男子400メートルリレーの日本チームに「桐生を最後にしてもらいたかった。一番速いからね」と意見を述べて終了。恒例となっていた上原の大先輩への「喝!」は見られなかった。

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2016年12月25日のニュース