日本ハム・大野 WBCでも「全員野球」貫く「みんなで戦う」

[ 2016年12月25日 14:41 ]

自主トレで汗を流す日本ハム・大野
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 来年3月のWBCへの出場が正式決定した日本ハム・大野が25日、代表でも日本ハム流の「全員野球」を体現することを誓った。

 クリスマスのこの日、札幌市内の室内練習場でティー打撃、キャッチボールなで自主トレ。本大会への思いを問われ、「みんなで戦っていければいい。もちろん(試合に)出るために最大限に努力するけど、自分が出なければ出た選手を応援したい」と意気込んだ。

 今季の大野は市川と併用ながら、プロ8年目で自己最多の109試合に出場。途中出場もいとわず、高い守備力と強肩でチームを献身的に支え、日本一に貢献した。また、11月12日の侍ジャパン強化試合・オランダ戦(東京ドーム)ではサヨナラ安打を放つなど、秘めたパンチ力も魅力的だ。

 すでに発表されている代表19選手のうち、捕手は大野と楽天・嶋の2選手のみ。最終メンバーは28選手で、捕手はあと1選手追加されることが濃厚だ。

 代表でもエースとして期待される大谷の今季レギュラーシーズン全登板で先発マスクをかぶった大野は、「出るために結果を残していきたい。(先行発表されたことで)準備が変わることはないが、準備しやすいとは思う」と話した。

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