梅野　能見と“合体”した〜い　２年連続沖縄合同自主トレ

　今春キャンプ前に引き続き、来年１月も能見らと沖縄で自主トレを行う阪神の梅野はベテラン左腕を“徹底取材”する考えだ。「前回も食事に連れて行っていただいて、いろいろな話をしていただきました。今年はキャッチャーとしての引き出しを、話しながら増やしていければと思っています」

　自主トレをともにしながら、ここ２年、能見の先発試合でスタメンマスクをかぶっていない。２年目となる“合体”で能見の考えを深く理解し、パートナーに名乗りを上げたいところだ。

　そのためには正捕手争いを勝ち抜くことが必須条件。「配球面もそうですが、打たないと試合に出られない。キャンプに良い状態で入れるように、振り込みは続けていきます」。今季８９打数１２安打、打率・１３５と極度の不振に終わった打力向上へ、意欲を燃やした。