ソフトB 内川 福島・楢葉町で野球教室「こっちが元気をもらった」

[ 2016年12月17日 18:20 ]

福島・楢葉町で野球教室を行ったソフトバンク・内川
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 ソフトバンクの内川聖一外野手(34)が避難指示が解除されたばかりの福島県双葉郡楢葉町で野球教室を行った。東京電力福島第一原発から20キロの圏内で、事故当初は警戒区域に指定されていた。隣接する双葉町の帰還困難区域も視察した内川は「時が止まっていた。胸が苦しかった」と話した。

 この日は県内から255人の中学生が参加。「こっちが元気をもらった」と笑顔を浮かべた。原発事故の影響で県外に自主避難している子供たちがいじめの対象となるケースが表面化。内川は「事故のことで子供たちが苦しむのは本当に悲しい。でも、多くの人たちが気持ちで(彼らに)寄り添っていることを知ってもらいたいし、僕らもメッセージを発信したい」とエールを送った。

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2016年12月17日のニュース