野村1億円 6年目での大台はマエケンに次ぐ投手球団史上2位

[ 2016年12月17日 05:30 ]

年俸1億円で契約を更改した野村
Photo By スポニチ

 広島・野村が16日、広島市内の球団事務所で契約交渉を行い、5200万円アップの年俸1億円でサインした。

 来季6年目で初の大台突破。「一つの目標だったので、クリアできてうれしく思う」と笑みを浮かべた。今季は16勝3敗、防御率2・71。最多勝と最高勝率に加えてベストナインにも輝き、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。

 投手で6年目での大台突破は、前田(ドジャース)の5年目に次ぐ球団史上2番目のスピードとなった。14年は7勝、15年は自己最少5勝と2年連続で  減俸となったが、一気にジャンプアップした形だ。来季は投手キャプテンを務める。鈴木清明球団部長からは「7、8回を投げられるようになってほしい」と激励された。今季は25試合先発で、7回以上を投げたのはわずか6度だけ。野村自身も「体力的、技術的にもっとレベルアップして、イニング数を増やしていきたい」と意欲的だった。(柳澤 元紀)

続きを表示

この記事のフォト

2016年12月17日のニュース