西武 ドジャース傘下マイナー右腕と合意 異色6カ国でプレー経験

[ 2016年12月17日 06:40 ]

 西武が来季の新外国人としてドジャース傘下マイナーのアレクシス・キャンデラリオ投手(34)と基本合意したと、複数の中南米メディアが報じた。身体検査を経て正式契約を結ぶ見込み。

 ドミニカ共和国出身の右腕でメジャー経験はなく、今季は米独立リーグのアトランティックリーグ、メキシカンリーグ、イタリアリーグの3カ国でプレー。アトランティックリーグでは37回2/3を投げ、イニング数を上回る47三振を奪っている。11月末にド軍とマイナー契約を結んでいた。

 今季リーグ4位に終わった西武は、2桁勝利を挙げたのが12勝の菊池ただ一人で、エース岸はFAで楽天に移籍。先発投手の補強が急務となっており、球団幹部は「近いうちに発表できると思う」と話していた。今季の3カ国以外にも母国のドミニカ共和国、ニカラグア、ベネズエラでもプレー経験のある異色の右腕が救世主となるか。

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2016年12月17日のニュース