阪神・能見 ポジション未定 香田コーチ「なるべく早く」

[ 2016年10月12日 05:30 ]

阪神の能見
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 阪神・香田勲男投手コーチ(51)は11日、今秋に複数投手の配置転換の可能性を口にした。

 先発、中継ぎの経験があり、来季のポジションが決まっていない金田、島本らについて「その辺(の起用法)も考えているところ」と説明した。

 金田は今季、1軍6試合全てで救援登板している一方で、2軍公式戦、現在参加しているフェニックス・リーグでは先発起用されている。昨年、育成枠から昇格した島本も1軍での役割は中継ぎでありながら、金本監督は、就任直後から先発要員として期待していた経緯もある。

 すでに、来季へ向けて先発陣の一角を担っていた岩崎をセットアッパー候補として試すなど、コンバートに着手。同コーチは「そうなる」と秋季キャンプで各投手の適性を見極めていく考えだ。

 岩崎と同じく中継ぎ転向案が浮上している能見については「まだどっちとは決めていない。ドラフト、外国人が見えてきてから。なるべく早くとは思っている」と、オフの調整に支障が出ないよう、来季戦力の大枠が固まり次第、ポジションを伝える。

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2016年10月12日のニュース