由伸巨人 CSへ不安…嫌~な連敗 ロペス&筒香にまた被弾

[ 2016年9月25日 05:30 ]

<D・巨>ベンチの巨人・高橋監督

セ・リーグ 巨人5―6DeNA

(9月24日 横浜)
 巨人は負のイメージを一掃することができなかった。CSファーストSでぶつかるDeNAに連敗。ロペス、筒香に2試合で計6発を許し、不安を抱えたままレギュラーシーズンでの対戦を10勝14敗1分けで終えた。

 「(レギュラー)シーズンが終わってから(CSのことは)考えます」。試合後の会見の締め。高橋監督は静かに語った。

 この日に限れば6回が勝敗を分けた。3点を加え、4点リード。その裏の守備から2回に24号ソロを放っていたギャレットに代え、橋本到を投入し、「守り」にシフトチェンジした。ところが内海が先頭・梶谷に被弾。1死後、筒香にも一発を浴びた。田原誠にスイッチしたが、2死一、二塁で戸柱に中前打。これを橋本到が後逸し、同点に追い付かれた。指揮官は守備に転じた6回の場面を「こうなってしまったのは、我々の選択(ミス)の部分もあるかなと思います」とし、内海の交代時期にも言及した。

 CSを考えれば、DeNAの大砲封じが急務になる。前夜2発ずつ喫したロペスと筒香に、この日も1発ずつ食らった。村田ヘッドコーチは「何回も打たれるのはバッテリーの責任。監督に申し訳ない。バッテリーはわしらの責任。ホームランだけは(避ける)と意識して打たれている」と手厳しい言葉を並べた。

 3位・DeNAとのゲーム差は1・5まで詰められた。2位で終えても、仮に3位に転落しても、CSでロペスや筒香と対峙(たいじ)する事実は変わらない。改めて、ベンチを含めた対策が求められる。 (川手 達矢)

 ▼巨人・内海(5回1/3を3被弾で3失点)低め低めと思ったけど、もったいない。もう一回考えます。

 ▼巨人・坂本(6試合ぶりの3安打でリーグトップの打率を.347に上昇も2連敗に)しっかり受け止めないと。残り一試合一試合をきっちりやらないといけない。

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2016年9月25日のニュース