阪神完敗で最下位転落、大谷先頭弾&8勝 広島は大勝 西武連敗脱出

[ 2016年7月3日 18:26 ]

<ヤ・巨>7回無死一塁山田は2ランを打つ

 プロ野球は3日、デーゲーム6試合が行われた。

 セ・リーグ首位独走中の広島はDeNA先発モスコーソから初回に松山の適時打と新井の2試合連続となる7号3ランで4点を先制、2点を返された2回には会沢の3号ソロで加点、1点差に迫られた4回には戸田の適時打、この後も下水流の2本塁打などで加点して乱戦を制した。DeNAはモスコーソが初回から乱れ、筒香が2本塁打で反撃したが、救援陣が踏ん張れなかった。

 中日は同点の3回、阪神先発の岩貞からビシエドの適時打、福田の2試合連続となる4号満塁本塁打で5点を勝ち越し、7回のナニータの8号ソロなどでリードを広げ快勝した。先発吉見が5回3失点にまとめ4勝目。阪神は初回、ゴメスの適時打で先制、4回に高山の2点二塁打で反撃したが及ばず最下位転落。

 ヤクルトは巨人に1点リードされた7回、山田の28号逆転2ラン、中村の犠飛などで4点を奪って試合をひっくり返して勝ち最下位を脱出した。巨人は3番手のマシソンが逆転弾を浴びるなど乱れ、3連敗で4位に後退した。

 日本ハムはパ・リーグ首位の日本ハムと対戦、先発大谷が打者として初回先頭打者本塁打を放って先制、6回には相手失策などで満塁の好機に中田の押し出し死球でリードを広げ、9年ぶりの10連勝を飾った。ソフトバンクは先発中田が7回途中2失点と粘ったが、今季初の同一カード3連敗を喫した。

 西武は楽天に初回3点先制されたが、5回に秋山、中村の適時打などで追いつくと9回には再び中村の適時打で勝ち越して連敗を6で止めた。楽天はウィーラー、今江の適時打などで幸先よく3点先制したが追加点を奪えなかった。

 オリックスはロッテに3点リードされた6回、クラークの適時二塁打などで2点を返し、7回に糸井の適時二塁打と園部が適時打で逆転した。ディクソンは6回3失点に踏ん張り6勝目を挙げた。ロッテは2番手大谷が逆転を許し3位後退。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月3日のニュース