「1番・投手」で初球先頭弾の大谷、大胆起用に驚きも“一発”回答

[ 2016年7月3日 16:48 ]

<ソ・日>8回無失点で8勝目を挙げ栗山監督に迎えられる大谷

パ・リーグ 日本ハム2―0ソフトバンク

(7月3日 ヤフオクD)
 「1番・投手」で起用された日本ハムの大谷が初回にいきなりの先頭打者本塁打。投げては強打のソフトバンク打線を5安打に抑え、8回120球を投げ、10奪三振無失点で8勝目を挙げた。

 栗山監督の思い切った采配に試合前からスタジアムが沸いた。プロ入り後初めてとなる「1番・投手」での先発出場。大谷本人も「驚きました」と振り返った。

 初回、ソフトバンク先発・中田の初球スライダーをとらえ、軽々と右翼席へ。「真っすぐを思い切り打とうと思っていたけど、抜けた変化球にたまたま当たった」と謙そんしたが、指揮官の大胆起用に最高の形で応えた。

 いきなりの本塁打も、ほとんど表情を変えず冷静にダイヤモンドを一周。「なるべく立ち上がりに疲れないようにゆっくりと回った」と語り、スタンドから笑いが起きた。

 これでチームは9年ぶりの10連勝。自身も30イニング連続無失点で7連勝となり「高梨さん、有原さんが良いピッチングをしていたので続きたいと思っていた。すごく良い勝ち方ができているので、1戦1戦頑張りたい」とさらなる活躍を誓った。

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