中日 最下位ヤクルトと1差…4連敗 9回追いつくも指揮官危機感

[ 2016年6月27日 05:30 ]

<ヤ・中>延長11回1死満塁の場面で中日は田島を投入も…

セ・リーグ 中日4―5ヤクルト

(6月26日 神宮)
 9回に3点差を追いつく粘りも実らなかった。4―4の延長11回1死満塁から6番手で登板した中日の守護神・田島が代打三輪にサヨナラ打を浴び4連敗となった。

 「先に点を多めに取られる。追いかける展開になってしまっている」

 谷繁監督の言葉が示すように最大の敗因は先発吉見が先制点を許したことだった。初回2死一、二塁から雄平に左越え3ランを被弾し今カードは全3戦で初回に先発が被弾するありさま。6回3失点で降板した吉見も「1、2戦目と同じことをしてしまった。やってはいけないこと。よーいドンの3ランでゲームを壊してしまった」と猛省した。

 今季4度目のサヨナラ負けで3度目の同一カード3連戦3連敗で借金もワースト6。4位は変わらないが最下位ヤクルトとのゲーム差も気がつけば1。指揮官は「(投打)両方が踏ん張りどころ」と危機感を募らせた。

 ▼中日・谷(1―4の9回1死満塁、代打で左前適時打を放ち敵失も絡んで一時同点)とにかく必死に食らいついていきました。なんとか前に打球を飛ばそうと思っていた。チームが勝てたら良かったんですが…。

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2016年6月27日のニュース