オリ 大谷にお手上げ 本拠3万6154人観客の前で今季初6連敗

[ 2016年6月27日 05:30 ]

<オ・日>大谷の前になす術なく敗れ、厳しい表情の福良監督(左)と高橋打撃コーチ

パ・リーグ オリックス0―6日本ハム

(6月26日 京セラD)
 完敗だった。オリックスは大谷に7回無得点に封じられるなど4安打しか打てず、6月6度目の零敗(今季10度目)でワースト6連敗。大谷とは通算8度目対戦で一度も黒星を付けられず7勝目を献上する屈辱で、借金も19まで膨らんだ。

 初回1死一、二塁の先制機でT―岡田が一ゴロ併殺打。2点を追う4回1死一、三塁では小島、安達が連続三振に倒れた。4回の攻撃前に円陣でナインを鼓舞した福良監督は「要所でギアを上げられた。点を取らんことには勝てんから」と話し3万6154人の観衆の大半を占めたファンに「申し訳ない。こんな姿は見たくないでしょう。もう少し気持ちを出してほしい」と謝罪した。

 加えて、糸井が初回の打席で左足に死球を受け3回の守備から交代。大阪市内の病院で「第2指打撲」と診断され大事には至らなかったが、得点源を欠いたことも敗因につながった。 (桜井 克也)

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2016年6月27日のニュース