中日、今季最長5時間13分の延長制す ドラ1小笠原は初勝利ならず

[ 2016年6月7日 23:20 ]

<オ・中(1)>延長12回、無死満塁、工藤が右前に勝ち越しの2点適時打を放つ

交流戦 中日8―3オリックス

(6月7日 京セラD)
 中日が今季最長5時間13分に及ぶオリックスとの延長戦を制し、3連戦の初戦を白星で飾って勝率を5割に戻した。

 この日はドラフト1位ルーキー左腕・小笠原慎之介投手(18)がプロ2度目の先発、5回2失点の好投を見せるも、3―2で迎えた9回に31試合連続無失点の守護神・田島がまさかの失点。試合は振り出しに戻った。

 10回、11回は好機を生かせず無得点。12回にオリックスの6番手・コーディエの3連続四球で無死満塁とすると、7番手・海田から工藤が勝ち越しの2点適時打を放ち、さらに2死満塁から杉山の走者一掃二塁打で計5点を奪った。投げては12回から登板の7番手・福が粘りの投球で締め、勝利を勝ち取った。

 オリックスは土壇場で追いついたが、延長戦でもあと一本が出ず、得点に結びつけることができなかった。勝てば今季初の4連勝がかかった一戦だったが、最後は海田が力尽きた。

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2016年6月7日のニュース