キヨシ 監督時代の罰金制度に恨み節も…さんまが一喝「セコい」

[ 2016年5月21日 14:56 ]

前DeNA監督の中畑清氏

 プロ野球DeNAの前監督で野球評論家の中畑清氏(62)が21日放送の関西テレビ「さんまのまんま」(土曜後1・56)に出演。監督時代、審判に抗議した際に受ける罰金を自腹で払わせた球団へのクレームなど“キヨシ節”を炸裂させた。

 21年ぶりに同番組に出演した中畑氏。明石家さんま(60)への手土産として自身が最終戦で被っていた帽子をプレゼントしたことをきっかけに、球団への恨み節がスタートした。「4年間監督を務めて、もらったユニホームはホームとビジターで1着ずつ」とこぼすと、話は罰金制度へ。審判への暴行、抗議で退場した際に課せられる罰金。プロ野球の慣例では球団が支払うが、DeNAに関しては自腹だったという。

 「1回20万円、2回目は倍の40万円になる」と説明すると「抗議は選手やチームのためなのに。3回やると80万円。(抗議に)行けるかッ!ってなる」と抗議を自重するジェスチャー。スタジオは笑いに包まれたが、それでもさんまからは「それはセコいわ」と一喝されると、これには中畑氏も苦笑いするしかなかった。

 また、番組後半には覚せい剤取締法違反罪に問われた清原和博被告(48)についても言及。清原被告が巨人時代にピアスをつけていたことに「何であれを認めたのかな」と、違和感を感じていたことを明かした。

 さんまが「打てば許されるじゃないですか」とフォローを入れるも、「そういうもんじゃない。そういう風に思わせてしまった球団の流れがあった」と当時を振り返った。また、さんまから「中畑さんが注意すればよかったんじゃない?」と指摘されると、「そうだよ」と同意しつつ「でも現場には、それ(注意)を言う役割の人がいる」と、直接注意を言えなかったもどかしさも語った。

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2016年5月21日のニュース