ドジャース 逆転負けで再び勝率5割 前田は投手に2被弾で2敗目

[ 2016年5月12日 14:14 ]

<メッツ・ドジャース>5回、シンダーガード(左)に中越え3ランを浴びたドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース3―4メッツ

(5月11日 ロサンゼルス)
 ドジャースがメッツに逆転負けを喫し、勝率は5割に逆戻りとなった。先発の前田は6回途中、5回0/3を投げて6安打4失点と精彩を欠く内容で4月28日のマーリンズ戦以来の黒星。

 ドジャースは0―1とビハインドで迎えた3回、シーガーの右越え3号ソロを放ち同点。続く4回には勝ち越しとなるグランダルの2号ソロが飛び出し、前田を援護した。

 しかし、この日の前田は精彩を欠き、3回に相手投手のシンダーガードに先制となる右中間へのソロを浴びると、5回にも再びシンダーガードに中越えの逆転3ランを許した。リズムに乗れない右腕は6回も先頭から2連打を浴び、無死二、三塁とされると、ロバーツ監督は2番手・ハッチャーをコール。前田は今季2敗目となった。

 メッツの先発・シンダーガードは一人で全打点を稼ぐ活躍。左打席から3回にキャリア2本目の本塁打を放つと、5回にも前田の武器であるスライダーをとらえ、センター方向へ豪快なアーチをかけた。投手が1試合に2本塁打を記録するのは、2007年のマイカ・オーウィングス(ダイヤモンドバック)以来とのこと。本業でも8回6安打2失点と安定した95球で今季3勝目をマークした。

続きを表示

この記事のフォト

2016年5月12日のニュース