大リーグ機構 ナショナルズの主砲ハーパーに処分 退場後に問題行動

[ 2016年5月12日 09:40 ]

ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(AP)

 大リーグ機構は11日、ナショナルズのブライス・ハーパー外野手(23)に対し、問題のある行動があったとして1試合の出場停止処分と罰金を科した。

 ハーパーは9日のタイガース戦において、9回に投球の判定に抗議して球審から退場処分を言い渡された。直後にナショナルズはロビンソンのソロ本塁打でサヨナラ勝ち。ハーパーはクラブハウスからグラウンドへと飛び出し、歓喜の輪の中に加わったが、その際に球審を指差しながら罵声を浴びせたとされている。

 退場後に見せた球審への行動が処分の対象となったが、ハーパーはこれに異議申し立て行い、処分が決定するまで試合には出場し続けるとのこと。11日のタイガース戦にも「3番・右翼」でスタメンに名を連ねている。今季はこの試合前まで33試合に出場して打率2割5分2厘、10本塁打、27打点をマーク。昨季は42本塁打で自身初の本塁打王に輝き、さらに満票でリーグMVPを受賞した。

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