今度は西武球団職員が大麻で逮捕 1カ月以上たっての発表

[ 2016年5月12日 05:30 ]

球団職員の逮捕を報告、謝罪する(左から)飯田取締役、居郷社長、関専務

 西武は11日、球団の男性職員(30)が4月4日に大麻取締法違反(輸入)の疑いで警視庁に逮捕され、同22日に起訴されたと発表した。

 球団によると、成田空港の税関が米国から送られた本人宛ての郵便物から発見したという。男性職員は今年1月に入社し、営業部に所属。今月6日に保釈されており、現在は自宅待機中。飯田光男取締役は「できるだけ速やかに社内規定にのっとり、厳正に処分する」とし、逮捕から1カ月以上たっての発表に「捜査当局からの強い要請を受け、捜査に全面協力することで開示を控えていた」と説明した。

 プロ野球では野球賭博問題で巨人の4選手が処分を受けるなど、昨年から不祥事が続いている。居郷肇球団社長は「球界の信頼回復のために、みんなが一生懸命やってくれていた中で起きてしまったことは本当に残念でしょうがない。再発防止、さらなる教化をして信頼回復に努めていきたい」と話し、謝罪した。

 ▼西武・田辺監督 正直、驚いている。現場としてはコンプライアンス、注意喚起を徹底して、野球に集中して戦っていくしかない。

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2016年5月12日のニュース